ニューヨークのサンクチュアリホテルのヘブンルーフトップ(132 W 47th St.)で9月21日、日本酒「獺祭(だっさい)」のパーティーが開かれた。
獺祭の蔵元「旭酒造」は、酒米「山田錦」を使い、吟醸と大吟醸の純米酒のみを造っているのが特徴。「獺祭」の言葉の意味は、獺(かわうそ)が捕らえた魚を岸に並べてまるで祭りをするように見えるところから、詩や文をつくる時多くの参考資料等を広げちらす事をさす。
「酒造りは夢創り、拓(ひら)こう日本酒新時代」をキャッチフレーズに、伝統や手作りなどという言葉に安住することなく、変革と革新の中からより優れた酒を創り出したいとの思いを込める。
パーティー当日は約250人が集まり、この日のために開発したオリジナルカクテル2種をはじめ、高級銘柄「獺祭 磨きその先へ」などの人気商品を振る舞った。
山口県から駆け付けた、旭酒造会長の桜井博志さんは「獺祭はまだアメリカマーケットのスタート地点に立ったばかり、これからまだまだブランド認知を上げていくとともに酒の文化を世界に広めていきたい」と意気込む。