ニューヨーク・チェルシーのThe Altman Building(135 West 18th Street)で1月17日・18日、テキスタイル展示会「Japan Textile Salon in NYC」が行われた。
本展示会は日本貿易振興機構(ジェトロ)が、日本の高品質・高感度・高い技術力を有するテキスタイル企業の海外販路開拓支援と、米国需要発掘・ 喚起を目的にニューヨークで初開催。
日本繊維業界をけん引する厳選された22社(齋栄織物株式会社・畑岡株式会社/株式会社足羽工業所・桐生整染商事株式会社・株式会社沼尻テキスタイル研 究所・川越政株式会社・豊島株式会社・スタイルテックス株式会社・瀧定名古屋株式会社・株式会社デザイン ハウス風・日本蚕毛染色株式会社・増井株式会社・近江屋株式会社・帝人フロンティア株式会社・スタイレム 株式会社・三菱ケミカル株式会社・宇仁繊維株式会社・辰巳織布株式会社・株式会社サンウェル・カネマサ莫 大小株式会社・東播染工株式会社・クロキ株式会社・ORIGAL(順不同))が参加し、独自のユニークな高品質のテキスタイルを提案した。
当日は、ハイエンドブランドをはじめとした米国デザイナーやバイヤー約300名が来場し、今期のトレンドテーマブース「ムーンナイト・ダイバー」「自然環境実験室」が人気を集めた。展示会を訪問した「rag & bone(ラグアンドボーン)」のエイミーさんは「日本の生地は新しくユニークで機能的なものが多い。今回の展示会は質も高いものが凝縮されていて見やすかった。今でも多くの日本製生地を使用しているが今後も注目していきたい」と語った。
一方、展示者からは「ポテンシャルカスタマーが多く来場し次の契約につながりそうなものもある。展示会は継続して出展することで徐々に知名度を上げていくことができる。次回もぜひ出展したい」という声が挙がった。