ニューヨーク・トライベッカのWilliamson PR & Showroom(180 Duane St)でメンズファッションブランド「visvim(ビズビム)」、レディースライン「WMV(ダブリュー エム ブイ)」の展示が2月9日に行われた。
visvimはデザイナーの中村ヒロキさんにより2000年に設立。メンズを中心にフットウエア、アパレル、アクセサリーを扱うトータルブランドとして展開。レディースラインのWMVは2013年に設立され、中村さんと妻のKelsiさんもデザインを手掛ける。
今回は2018年秋・冬コレクションが披露され、アウター、インナーのほか、フットウエアやリュックサックなどのアクセサリー類も展示された。日本の伝統工芸である漆を生地のデザインに使ったり、バスケットボールの皮をスニーカーやバッグに使ったりなど、visvim ・WMVの特徴を表現したコレクションとなった。訪問した地元ニューヨークのバイヤーは「一つ一つの商品にこだわりがあり、ストーリーがあるので表情がある。素晴らしい」と話す。
中村さんは「今までいちずにものづくりをしてきて、いいものを作りたい一心でここまできた。今後も性別や人種など問わず一人でも多くの人に作品を手に取ってもらって、何か感じてもらえたらうれしい」と話す。