ニューヨークミッドタウンの「NYC Event Spaces(4 West 43rd Street)」で10月30日、日本貿易振興機構(JETRO)主催の「日本茶セミナー」が開催された。
昨年に引き続き、日本茶の「伝道師」として活躍するスウェーデン人のオスカル・ブレケルさんが日本から来米。日本での茶摘みの様子から、日本茶の成分や淹れ方、茶器まで映像を交えて説明。参加者に日本茶は熱めのお湯では渋みの効いたお茶になり、冷たい水を使えば甘みと旨みを引き出すことができると実際に試飲を交えて解説。参加型のイベントとなった。
セミナーには約50名が来場。出展ブースを構えた企業の営業担当者は「これまで日本食レストランを含め、有料でお茶を提供することはあまりなかったが、Japanese Tea Roomが増えつつある。味わい深い日本茶がニューヨークでも認知され始めている」と話した。