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台湾発のタピオカミルクティー店「The Alley」、NYに上陸

クラッシックの「Brown Suger Deerioca Milk」(右)とフレッシュフルーツシリーズの「Orange Lulu」(左)

クラッシックの「Brown Suger Deerioca Milk」(右)とフレッシュフルーツシリーズの「Orange Lulu」(左)

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 台湾発のタピオカミルクティー店、「The Alley(ジアレイ)」が9月7日、マンハッタンのイーストビレッジ(68 Cooper Sq, New York, NY 10003)にオープンした。

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 東京では15店舗展開している同店のアメリカ東海岸1号店となり、オープン当日は900人の来店があり盛況を見せた。1週間前のソフトオープン時も500人の来店があり、オープンから1週間がたつ今も行列は絶えない。

 同店では、台湾本店の味を再現することと、品質管理に注力している。アジアとは異なるアメリカの水のpHバランスに合わせて適切な茶葉を厳選し、台湾から直輸入。現地調達の牛乳は忠実に台湾本店の味を再現するため20種類以上の牛乳の中から選び抜かれた最適なものを使う。店の看板でもある台湾の黒糖を使った黒糖タピオカは2、3時間置きに必要な分を作り直し、常に新鮮なものを提供する。

 最も人気の商品は「Brown Sugar Deerioca Cream Brulee Milk」(黒糖タピオカ、クリームブリュレミルク)。黒糖タピオカは、店のロゴの鹿に掛けて「Deerioka(デリオカ)」と命名した。そのほか定番のミルクティーやフレッシュフルーツシリーズ、オリジナルのお茶など全14種類を提供。今後メニューを増やすことも検討している。

 日本よりも先にタピオカブームが到来していたニューヨークには既に数年前から、「GONCHA」「COCO」「チャタイム」「Happy Lemon」などといったタピオカ店が街に並んでおり、「バブルティー」という名で親しまれている。「The Alley」創立パートナーのマイケルさんは「幅広い年齢の方に本場台湾の味を楽しんでほしい。スターバックスとまではいかないかもしれないが、店内には他のお店にはないくつろげる空間を提供しているので、日々の時間の中で友達とハングアウト、お茶を楽しむ場所になれたら」と話す。

 営業時間は10時~22時。 価格は1杯4.5ドル~6ドル。年内にクイーンズ地区のフラッシングエリアに2店舗目をオープン予定。

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