ミシュランレストランをはじめ、ニューヨークとロサンゼルスのトップシェフ10名とコラボし、日本産ハマチの魅力を引き出したスペシャルメニューを提供する「Japan’s Unique Oceanic Delight “HAMACHI” tasting」キャンペーンが現在開催中。コラボレーションメニューは各店舗で2月28日まで提供される。
同施策は「日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO)」が日本産ハマチを米国市場にアピールすることを目的に行っている。米国はハマチの主要輸出先国で、コロナ禍以前の2019年までの直近5年で輸出量・金額ともに右肩上がりに推移している。
これまで日系レストランを中心に提供されていたが、本キャンペーンでは和食だけでなく、アメリカン、スカンジナビア、ペルビアンなど、さまざまなキュイジーヌ(料理)で国際色豊かなメニューとしてハマチが紹介されている。キャンペーン参加レストランはミシュランスター獲得をはじめ、スターシェフが顔を揃えるなど豪華なラインナップとなっている。
キャンペーン参加店舗であるソーホーに位置するVeranda(23 Grand St NY)のシェフ ジョージ・メンデスさんは「ハマチは調理をしてもかたくならず旨味が増し、口の中でとろける。他の食材との相性もよいし、使いやすい食材だと思う」とコメント。
日本固有の魚種である日本産ハマチは上質な脂と濃厚な味わい、身の引き締まった身質が特徴で高い評価を得ている。さまざまな人種が生活をするアメリカ市場、とりわけニューヨークやロサンゼルスは新しいものを受け入れる土壌もあり、感度の高い人々も多い。ハイエンドなマーケットに向けてハマチの認知度を高め、その魅力を訴求していく。
コラボレーションレストラン一覧
ニューヨーク
・Aquavit (Emma Bengtsson)
Hamachi crudo and a Sea Buckthorn Vinaigrette
・Contra (Jeremiah Stone and Fabian Von Hauske)
Oil Poached Hamachi with Radish Broth and Charred Scallions
・The Musket Room (Mary Attea)
Japanese Hamachi Crudo with Winter Citrus, Pistachios, and Pomegranate
・Llama san (Erik Ramirez)
Hamachi Tiradito, Uni, Coconut, Matcha
・ODO (Manabu Asanuma)
“Hamachi Daikon”
Simmered Yellowtail Belly and Turnip served with Kuruma Prawn, Taro, Shiitake, Mizuna
・Veranda (George Mendes)
Hamachi Confit, Crisped Kombu, Smoked Ginger Butter
・WOKUNI (Kuniaki Yoshizawa)
Hamachi Aburi Sushi
ロサンゼルス
・Citrin (Josiah Citrin)
Japanese Hamachi, Radish, Coriander, Enoki, Yuzu Kosho “Leche de Tigre”
・Providence (Michael Cimarusti)
Wild Japanese Hamachi, CremeFraiche, Wasabi, Shiso and Celtuce
・Shibumi (David Schlosser)
Marinated and Grilled Hamachi