世界の食文化が入り混ざり、食に関心の高い都市として知られるニューヨークで10月7日、「ニューヨーク・シティ・ワイン&フードフェスティバル(New York City Wine & Food Festival)」が始まった。
今年で3回目となる同イベントは、ミートパッキング地区を中心に市内8エリア、3日間にわたり130以上の会場で試飲や調理デモンストレーションなどのイベントを行う。
期間中、ニューヨークの著名なシェフによる調理実演やパーティーに加え、料理専門の「フードチャンネル」の人気出演者ボビー・フレイさん、タイラー・フローレンスさん、ポーラ・ディーンさん、アメリカ版料理の鉄人に出演する森本正治さんによる調理ショーも開催。そのほか、子どもに料理の楽しさを伝えることを目的に、すし作り、アイス作りなどの体験プログラムも用意する。
9日には、ジョン・レノンさんの生誕70周年を記念してアーティスト9人が参加し、音楽と食事を楽しむディナー・パーティーも、同イベントの一環として行われる。
収益はすべて、同市で27年間にわたり1日平均4万食を供給するNPO団体「フードバンク(FoodBank)」や全米の満足に食料を得ることのできない子どもたちに食料を供給するNPO団体「シェア・アワー・ストレングス(Share Our Strength)」など同市で活動する団体への寄付に充てる。
各イベントのチケットは$40~。