ニューヨークのクリスマスを象徴する、ロックフェラーセンター(30 Rockefeller Plaza, New York)のクリスマスツリーが11月11日に伐採され、翌12日に同センターに運び込まれた。
今年のツリーは、マンハッタンから車で約1時間半のところに位置するマホパックに住む、アクトンさん一家が寄付。高さ約22メートル、周囲約12メートル、10トンを超える針葉樹「ノルウェー・スプルース」は、11日の朝9時30分に切り落とされた。
長さ35メートルのトレーラーに乗せられたツリーは12日の早朝、ロックフェラーセンターの「ロックフェラープラザ」に到着。多くの見物客が見守るなか、10時ちょうどに設置作業が始まった。大きなクレーンを使ってゆっくりと持ち上げ、作業員がロープを使ってツリーを支え方向を操作。約45分の作業の後、例年の定位置に設置された巨大なツリーは今後、ホリデーシーズンに向けて装飾される。
ツリートップには、スワロフスキーのクリスタルを使用したスターが飾られ、約8キロにも及ぶワイヤーに付いた3万個のLEDライトを装飾したツリーの点灯は、今月30日19時から2時間にわたるイベントとともに始まる予定。