ニューヨークのジャパン・ソサエティー(333 E 47th Street, New York)で3月9日より、1960年から2010年に公開された極道映画からえりすぐりの15本を上映するイベント「極道者シリーズ:最も手ごわい男たち」を開催する。
作品は全て英語字幕版で上映する。うち7本は、ジャパン・ソサエティーが製作した英字幕を上映時に手作業でスクリーン投影することで、今回の公開を可能にした。
同イベントは、民間非営利団体であるジャパン・ソサエティーが、日本と米国の友好関係を築くために行っている催しの一つ。今回多くの作品が全米または海外で初公開となる。
日米大物俳優が競演する米国映画「ザ・ヤクザ」に始まり、全米初公開の「鬼火」や極道シリーズ第1弾の「極道の妻たち」、北野武監督作品「アウトレイジ」などの話題作を上映。上映会後には、日本極道社会をテーマにした「トーキョーバイス」著者ジェイク・アデルスタインさんの講演や、女性パンクバンド「Highteen Boogie」による演奏などを日替わりで行う。
また、哀川翔さん主演の「座頭市」や小栗旬さん主演の「クローズ」でメガホンを取った三池崇史監督が特別ゲストとして登場。15日の「犯罪者」上映日に作品紹介を行う予定。
入場料は9ドル~。今月19日まで。