ニューヨークの「Lomography Gallery Store(ロモグラフィー・ギャラリーストア)」が行うカメラ講座が、夏のアクティビティーとしてひそかな人気を集めている。
グリニッジ・ビレッジ店のオープン当時から始まった講座では、毎月さまざまなワークショップを企画。「ロモグラフィー」を使ったアナログフィルムを使ったテクニックを学ぶ場や楽しいイベントなどを提供する。
中でも「I'm on a boat! Staten Island Ferry Lomo-Journey」では、ロモを手にスタテン島行きフェリーに乗船し野外講座を実施。船上から自由の女神像やブルックリン橋、エリス島などを被写体に撮影テクニックを学習する。8月27日には、毎年ブルックリンで開催される「AFRO PUNKフェスティバル」にスクールバスで乗り付けるフォトツアーも決行する。
ほかにも、ドリンクと音楽を楽しみながら、ほかの「ロモグラファー」と交流、コラボ、写真の交換などを行うソーシャルミートアップ「Monday Night Mixer」や、秘密の講座「Mystery Workshop」、Lomo LC-Aの歴史を学ぶ「LC-A Workshop」、スプロケットロケット講座、ピンホールカメラ講座など、充実した内容の講座をそろえる。
「ワークショップにもよるが、参加者はニューヨーク在住者に加え世界各国から訪れた観光客も多く、グローバルな体験ができる」とロモグラフィー広報のジェシーさん。カメラ講座はグリニッジ・ビレッジ、グラマシーの両店を会場に開き、撮影や現像など日によって異なる。
参加費は、一般=10ドル、学生=7ドル(ワークショップにより無料、追加料金有り)。日程はウェブサイトで確認できる。