世界最大級のカジュアルファッションブランドであるGapがタコスのみを扱う期間限定フードトラック「ピコ・デ・ギャップ(Pico de Gap)」をスタートさせた。
1969年にジーンズ専門店としてスタートし世界で3,000店舗以上を展開する同社は、シンプルで洗練された様々なスタイルのアメリカンカジュアルを提案し続けるとともに、デザイナーとのコラボレーションアイテムを発表するなど常に新しい試みに挑戦している。
今回同社が取り組む新たなフードトラックでは、ニューヨークやロサンゼルスなどの4つの都市の地元シェフが発案する地域限定タコスを販売。トラックには1969年モデルのジーンズをディスプレイし、プロモーションを兼ねた展開となっている。
ニューヨークでは、Gapファンの一人と豪語するセレブシェフ、ケティー・リーさんがメニューを担当。かつて食と生活に関するコメントを雑誌に掲載された程の豊富な知識・経験を持つリーさんが、本場メキシコから学んだ本格的なタコスを、ステーキ、チキン、フィッシュ、豆腐の4種類で提供する。
近くのオフィスで働くニールさんは「フィッシュとステーキのタコスを食べた。味も良くとにかく値段が安くて嬉しいプロモーション。ジーンズは見に行ってみる」と満足な面持ちで話す。
タコスの値段は2つで1.69ドル。無料ドリンクと20ドルのクーポンが付いてくる。また、1969年モデル関連のジーンズを購入したレシートを持参すれば、当日に限りタコスが無料となる。
トラックの場所はツイッターで確認できる。9月30日まで。