カリフォルニア発の人気コーヒーチェーン「The Coffee Bean & Tea Leaf(ザ・コーヒービーン&ティーリーフ)」が4月16日、マイマグカップを保管できるロッカーを設置した新店舗(1469 3rd Ave, New York)をオープンし注目を集めている。
「第2の家となり、オフィスにもなる場所」をコンセプトに、アッパーイーストサイドにオープンした同店では、ダークブラウンの木目調のバーと広い客席を奥に進むと現れる、こぢんまりとした静かな空間にロッカーが置かれている。
「客の反応はとてもいい。(口コミなどで)ロッカーのことを聞いた人は特にワクワクして来店しているし、もちろん利用したいと言ってくれる。コーヒーショップに自分専用のマグがあるなんてすてきじゃない?」とマネジャーのニコル・スカイデルさん。
「(常連客向け同ロッカーの設置を通して)ゆくゆくはアッパーイーストのコミュニティー中心、地元密着型のカフェにしていきたい」(ニコルさん)と自信たっぷりに話す。
同サービスは現在準備段階で、近日中の開始を予定。同店で販売するマグカップを対象に、利用後はスタッフが洗浄しロッカーにしまう仕組みで、約100個のマグが保管できる。紙カップではなくマグの利用を推進し、環境に優しいカフェを目指す。
同チェーンは1963年にロサンゼルス1号店をオープン。以来、「最高品質のコーヒーと紅茶を世界に提供するブランド」として現在世界20カ国以上で830を超える店舗を展開している。ニューヨーク進出は、昨年8月のミッドタウン店(1412 Broadway)から始まり、アッパーウエストサイドのアムステルダム・アベニュー店(532 Amsterdam Avenue)、コロンバス・アベニュー店(392 Columbus Avenue)に続き同店が4店舗目となる。
営業時間は6時30分~22時。