米プロバスケットボール協会(NBA)の「Brooklyn Nets(ブルックリン・ネッツ)」が新ロゴを発表し、若者を中心にニューヨークの街で話題になっている。
35年間ホームだったニュージャージを先月去り、10月に始まる今シーズンからブルックリンを本拠地とする同チーム。ダウンタウン・ブルックリン地区の新アリーナも建設が終盤に入り、周辺地域の再開発も進められニューヨーカーの間で歓迎ムードが広がっている。
4月30日に発表された新ロゴを起用した関連グッズも、売り出し応援態勢が整った。モノクロでクールなデザインのロゴは、同チームの株主の一人でヒップホップアーティストのジェイ・Zさんが手掛け、旧ニューヨークサブウェイの標識に影響を受けたものとなっている。
今回解禁されたデザインについてジェイ・Zさんは「ブルックリン・ネッツのロゴは、新時代へチームを導くために作ったステップのひとつ。デザインの大胆さは『私たちは新しい道しるべがある』という自信を表現している」とコメント。
「私たちの白黒カラーは、ブルックリンの強固な伝統や勇気を物語り、断固とした自信を伝える」と話すのは、同チームのブレット・ヨーマークCEO。「ブルックリンにプロフェッショナルチーム(の拠点)を移動でき、素晴らしい地区の一員となれることは誇らしい」(ブレットさん)とも。
同チームのグッズは、ウェブサイトとニューヨーク内のスポーツショップ、NBAストアで購入できる。