ニューヨーク経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキングは、4月5日にチェルシー地区にオープンした和食レストラン「大戸屋」の記事「NYマンハッタンに『大戸屋』、米1号店―ニューヨーカーに『TEISHOKU』紹介」が上半期に続き1位に輝いた。
ランキングは、今年1月1日から12月27日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. NYマンハッタンに「大戸屋」、米1号店-ニューヨーカーに「TEISHOKU」紹介(4/5)2. NYに初の日本食フードトラック「OKADAMAN」-お好み焼きに長蛇の列(6/28)3. ニューヨーカーの心つかむ-日本風ホットドッグ店「ジャパドッグ」が人気に(2/1)4. ニューヨークに「ゴーゴーカレー」2店舗目-55セントで555食提供(3/16)5. NY出店目指す「アイバンラーメン」に大行列―150食、1時間半で完売(7/18)6. グランドセントラル駅で「ジャパン・ウイーク」-そば・空揚げ実演も(3/1)7. NASAスペースシャトル「エンタープライズ」がNYに着陸-輸送機が「おんぶ」(4/27)8. 「すきやばし次郎」ドキュメンタリー映画「Jiro Dreams of Sushi」、NYで話題に(3/19)9. NBAチーム「ブルックリン・ネッツ」、新ロゴ解禁-ジェイ・Zさんがデザイン(5/7)10. マンハッタンの摩天楼望む「期間限定プール」-イースト川沿いの公園に出現(7/12)
大戸屋はニューヨーカーに定食文化を定着させ、オープン半年で有名店となった。大戸屋に続き、2位がお好み焼きフードトラック「OKADAMAN」、3位は日本風ホットドッグ店「ジャパドッグ」、4位は元NYヤンキースの松井選手がきっかけでオープンした「ゴーゴーカレー2号店」、5位にNYでの出店を目指す「アイバンラーメン」、6位に日本の食文化を紹介する「Japan Week」と、ニューヨークの日本食に関する話題にアクセスが集中した。
上位には入らなかったが、米国大統領選や10月末にニューヨークを襲ったハリケーン「サンディ」に関する記事にも注目が集まった。被害から復興していく街やボランティアをする人々の様子に関心が集まった。
2013年はオープンを控えている日系レストランも多く、日本食に関する話題がさらに注目を浴びそうだ。