ニューヨーク市内のスタジオで2月13日、日本のエンタテインメント企業エイベックス・グループ・ホールディングスが主催する「avex audition MAX 2013 (エイベックス・オーディション・マックス・2013)」のニューヨークオーディションが行われた。
デモ・プロフィール審査を合格した応募者たちが、決勝大会への切符をかけて2次審査に臨んだ。ニューヨークの大学でジャズを専攻している人や日本のアニメソングが大好きな人など、幅広い経歴や音楽趣向を持った人が参加。歌やダンスなど、それぞれの持ち味を生かしてアピールした。
アカペラの歌を披露したニュージャージー出身のアメリカ人女性は「父親の仕事の関係で小さいころ、大阪や神戸に住んでいて、今回のオーディションも父親きっかけで知った。オーディションはうまくいったと思うし、ぜひ次のステップに進みたい。日本で活動することになるかもしれないが、それも楽しみ」と自信を見せていた。
この日のために日本から渡米した審査員は「ニューヨークという土地柄もあるが、どの候補者も個性的で一つ光るポイントを持っている」と話す。
2次審査の合格者は決勝大会が行われる東京へ招待される。アーティスト部門でのグランプリ獲得者には2013年度のメジャーデビューとエイベックスの歌の祭典「a-nation」への出演、アクター部門でのグランプリ獲得者にはドラマや舞台出演のチャンスを用意するという。