ニューヨークで 2月22日、「New York City Beer Week(ニューヨークシティー・ビアー・ウイーク)」が始まる。今年で5回目となる同イベントは、ニューヨーク醸造商業組合が、地域密着・小規模のビール醸造会社が生産した地ビールの地位向上のために開催する。
地ビールは独特の風味から一部の米国民に根強い人気を誇るが、高い生産コストに比べ生産量が少なく、醸造会社への経営面の負担が大きい。そのため米醸造組合は、販売拡大のためのプロモーション活動を積極的に行っており、同イベントはその一環となる。
今回参加者が楽しめる地ビールは、ブルックリン・ブルワリーやブロンクス・ブルワリーなど、ニューヨークにある全12の地ビール醸造会社のものだけでなく、米国の各地域や世界各地の有名地ビール会社によって生産されたものも含まれる。3月3日までの10日間にわたってニューヨークにあるバー、レストラン、小売店合わせて120以上の店舗で展開する。生産中止となった過去の地ビールの提供や、人数限定での新地ビール試飲会など300以上のイベントを開催する予定で、普段味わうことのできない地ビールを堪能できる絶好の機会となる。