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NYでスペースシャトル1号機展示再開へ-新たにロシア宇宙船も

新たなプログラムが盛り込まれ待望の展示再開となる

新たなプログラムが盛り込まれ待望の展示再開となる

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 ニューヨークのハドソン川に浮かぶイントレピッド海上航空宇宙博物館(700 W 46th St.)は、スペースシャトル1号機「エンタープライズ」の一般公開を7月10日に再開することを発表した。

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 同機はアメリカ航空宇宙局(NASA)が1981 年から2011年に行ったスペースシャトルプログラムの試用機で、プログラム開始前の1977年に大気圏内の飛行滑走試験を行うため使われた。退役後はワシントンDCの国立航空宇宙博物館で展示されていたが、昨年4月にニューヨークに移され、7月19日からイントレピッド内に設置された特別パビリオンで一般公開された。昨年10月に東海岸を襲った大型ハリケーン「サンディ」の影響でパビリオンが損傷し、公開が中止されていた。

 再開に伴ってリニューアルする特別パビリオンでは「エンタープライズ」の展示だけでなく、全ての世代の来場者がスペースシャトルのストーリーを楽しめるというデモンストレーションやサウンドプログラムが組み込まれている。さらにロシア「ソユーズ」の宇宙カプセルも新たに展示され、当時鎬(しのぎ)を削った米国とロシアの宇宙産業技術を同時に見ることができる。

 今回の公開再開にあたって、イントレピッド博物館のスーザン・マレノフザウスナー社長は「ハリケーン被害の後、われわれは懸命のハードワークを何カ月も行った。このように公開再開ができることをとてもうれしく思う。エンタープライズの展示は新しい世代のイノベーターや夢を持つ人たちを鼓舞し続けるだろう」と話す。

 開館時間は10時~17時(土曜・日曜は18時まで)。パビリオン込みの入場料は、大人=29ドル、シニア(62歳以上)・学生(要ID)=25ドル、ユース(7~17歳)=22ドル、子ども(3~6歳)=15ドル。

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