セントラルパークに生鮮食品「フードカート」登場-4月から販売開始へ

マンハッタンの路上で野菜やフルーツを売るフードカート

マンハッタンの路上で野菜やフルーツを売るフードカート

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 ニューヨークのセントラルパーク内で生鮮野菜や果物を路上販売するフードカート「グリーンカート」の設置が、4月から始まる。

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 ニューヨーク市議会は2008年3月、健康的な食習慣のサポートを目的に、野菜やフルーツのフードカート販売を認可し、「グリーンカート・キャンペーン」を実施。マンハッタン、ブロンクス、ブルックリン、クイーンズ、スタテン島の5区に対し、合計1,000台のカート設置枠を設けた。150枠を確保するマンハッタンでは、4月からセントラルパーク内の路上でもグリーンカートによる生鮮品の販売を開始する。

 今回のカート設置は、同キャンペーンの一環として、セントラルパーク内、ウエスト110丁目とレノックスアベニュー、5番街と86丁目、5番街と80丁目 の計3カ所が指定された。春先には設置場所の増設も予定する。グリーンカートでは栄養価の高い野菜やバナナ、イチゴ、マンゴーなどのフルーツを格安で提供する。

 現在セントラルパークでは、ホットドッグやプレッツェル、アイスクリームなど、ファストフード商品を販売するカートが多く占めるが、野菜や果物のヘルシー食品も市場に参入する。ニューヨーク市衛生局では、フードカート免許やグリーンカート許可取得のサポート、衛生管理のワークショップなども行う。グリーンカート出店希望者は、現在順番待ちの状態が続いている。

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