ニューヨーク・チェルシーに「Starbucks Reserve Roastery(スターバックス・リザーブ・ロースタリー)」(61 9th Ave)がオープンして1カ月余がたった。
「コーヒーにまつわる『レアな体験』を提供する」がコンセプトの同店。入手が難しいというコーヒー豆を提供するほか、広さ2万3000スクエアの店内は焙煎やドリップなどコーヒーを入れる様子を来店客が見て楽しめるように設計している。2019年2月現在、世界でシアトル、上海、ミラノ、ニューヨークの4店舗のみで展開する。2月末には東京に5店舗目をオープンする予定。
メニューは、コーヒーベースのカクテルが楽しめる「Arriviamo Bar(アリビアーモバー)」、バリスタが豆の種類や飲む人の好みに合った入れ方で提供する「Experience Bar(エクスペリエンスバー)」など数種類を設置しているほか、焙煎コーナー、ペストリーコーナー、グッズコーナーが併設。焙煎コーナーでは、焙煎士の解説を聞きながら各工程で生じる豆の変化を間近で見学できる。ペストリーコーナーでは、ミラノ発パン店「Princi Bakery(プリンチ・ベーカリー)」のパンやピザなどが楽しめる。
同店スタッフの、シーザーさんは「スターバックスのお店は世界中にあるが、ここではほかとは違うコーヒーについての貴重な経験と特別な空間を提供している。ビジネスマンや地元のニューヨーカー、観光客など、いろいろな人にまだ見たことのない新しいコーヒーの一面を体験してもらい楽しんでもらえれば」と話す。
営業時間は、平日=7時~23時、金曜=7時~24時、土曜=8時~24時、日曜は8時~22時)。