ニューヨークで5月12日の母の日、「Japan Day@セントラルパーク」が「Japan Run」と「Japan Day Festival」の2本立てで開催された。今年で13年目を迎えた同イベントは、日本文化を紹介するとともに、日米市民の交流を深め日系コミュニティーのつながりを広める場となっている。
今年は夜の部門「Japan Night」が合わせて開催され、Sony HallとPlayStation Theaterの2箇所で日本が誇る人気アーティストたちがコンサートに出演した。
出演アーティストは、昨年デビュー20周年を迎え、第60回日本レコード大賞を受賞した日本の歌姫のMISIA。ラルク・アン・シエル(L’Arc-en-Ciel)のリードボーカリストHYDE。日本の和楽器とロックを融合させた「和楽器バンド」、米国で大人気のパフィー・アミユミなど。
当日は大雨の悪天候だったものの、開場前より観客が長蛇に並び、出演アーティストの人気の高さが伺えた。和楽器バンドは日本の著名書家・紫舟とコラボレーションし、日本の書とアート、音楽を融合した多彩な舞台で観客を楽しませた。
ニューヨークの観客達は、日本の音楽シーンをリードするアーティストのパフォーマンスを「生」で体験することができ、コンサートは大いに盛り上がりを見せた。