11月19日、米国内の学校に通う小中高校生の親を対象に「コロナ禍・アフターコロナにおける、子どもとデバイスとの上手な付き合い方」をテーマにウェビナーが開かれた。
新型コロナウイルス(COVID-19)の流行により、ニューヨークをはじめとした米国の多くの学校が政府の発表に応じてオンラインとオフライン授業を併用。外出制限が出されていた地域もあることから在宅時間が増え、子どもたちがYouTubeなどのインターネットやゲームに費やす時間が増えてネット依存が社会問題となってきている。
本ウェビナーはアメリカで通信無制限のシムカード販売を手掛ける「SIM America」とソフトバンク株式会社のグループ会社で米国内でIT事業を展開するSB Telecom America Corp.が、CSR活動の一環として開催。 ネット依存・ゲーム依存対策の専門家の森山沙耶さんをゲストスピーカーとして、ネット依存に対して子どもとどう向き合うか、予防や対策について話した。
当日は具体的事例や解決策も交えて展開され、全米から300人以上が参加。解決策として、「オンライン授業を受ける場所とプライベート使用の場所を分ける」など、時間や環境を区切る大切さや「親が、子どもがどのようなゲームをしているのか理解する」など子どもに歩み寄る姿勢の大切さが挙げられた。
参加者からは「子どもの気持ちになって対応すべきという子育ての基本をもう一度思い出した」という声が聞かれた。
当日のウェビナー動画はSIM Americaウェブサイト内から閲覧できる。